iTunes LibraryをMac Miniサーバに移築
FLAC logo

iTunes Library(約380GB、9000ファイル)をMac Miniサーバ(2TB)に移設した。単なる丸コピーではなくAIFF(リニアPCM)をロスレスのFLACに変換している。FLAC(Free Lossless Audio Codec)はフリーで公開されていることもあり、ネットワーク・オーディオやハイレゾの世界では実質上の標準フォーマット。ファイル容量も50〜60%と軽くなり、可逆圧縮なので音質劣化の心配が無いので人気も高い。

目的はWindowsマシーンのためのHi-Fi環境づくり。フリーソフトのFoober2000と有料のJRiver Media Center(JRMC)が14インチAcer Note(Aspire V5:Celeron Dual 1.5GHz/ Win8.1)にインストールされている。MacBook Proのライブラリの音源をそのままWindowsの2つのプレーヤに引き渡すのが目的だ。ファイルフォーマットはWin系アプリと親和性の高いFLACとした。ファイル共有サーバには
1) Noteの内蔵HDDは320MBのため音楽ファイルはサーバに置く
2) ネットワーク経由でのNAS(Network Attached Storage)の音楽ファイル再生を検証
3) オリジナル・ライブラリ(MacBook Pro)とサーバを手動で同期
4) ハイレゾ巨大ファイル(DSD128、PCM192)の保存先

<X Lossless Decoder>
XLD logo

変換にはリッピングソフトのXLD(X Lossless Decoder)を使用。XLDは国産のフリーウェアで、名のとおりデコーダーの機能が強力。ALAC(Apple Lossless)やFLACも出力フォーマットに選択できる。
今回はファイルメニューにある「フォルダをディスクとして開く」という機能を利用した。普段はCDのリッピングで「オーディオCDを開く」を使うが、CDのかわりにファイルが収納されたフォルダを指定する。変換できるのは収納されたファイルがWAV/AIFF/ALAC/FLACなどに限定され、MP3やACCなどのロッシー・ファイル(非可逆圧縮)には対応しない。

<XLDの設定>
XLDメニューから環境設定を開いて、次の項目を指定する。
[出力フォーマット]に「FLAC」、[出力先]を「指定」としてサーバ上の任意のフォルダ(この場合サーバ:WD_Studio内『Music2』を選択)をセットする。
デジタルファイルを変換するので、CDをリップする時間と比べると約1/5。かなり高速だ。手間がかかるのは作品数の多いアーチスト。自動で生成されるアーチスト名のフォルダの中にアルバムごとの区別無しに、次々と変換ファイルだけが溜まっていく。作品ごとにサブフォルダを作成して、分別するのがベスト。目視でも管理しやすくなる。ちなみに我が家のXLD変換ではビートルズは20フォルダ、ビーチ・ボーイズは22フォルダを作成した。

XLD setting

<XLDでの変換>
MacBook ProのiTunesライブラリ本体は、<iTunesフォルダ> → <iTunes Media> → <Music>にある。CDDB(Compact Disc DataBase)の『Gracenote』がファイル情報として吐き出すメタの中のアーチスト名を元にフォルダが作られる。フォルダ内に作品(主にアルバム)ごとにアルバム・タイトルが付いたサブフォルダが自動で作成され、中に音楽ファイルが入る。
XLDの「フォルダをディスクとして開く」という機能を使うには上記のアルバムタイトルが付いたサブフォルダを指定する。
XLDは変換とともにサーバの指定場所に自動でアーチスト名の付いたフォルダを作り、その中にFLAC変換したファイル保存される。困った事にオリジナル・ライブラリにあった作品タイトルが付いたサブフォルダは無視されるのが最大の欠点。手動で補ってやる必要がある。

Acer Note Aspire V5

<Foober2000 & JRMCのサーバ接続の設定>
Mac Miniサーバーの保存先フォルダへの接続を簡単にメモしておこう。
■ Foober2000:
ファイルメニューから<Library> → <Configure>を選択、「Preference: Media Library」を開き[Music Folders]でAddsをクリックしてMacmini-server¥wd_studio¥Music2を指定する。Foober2000を起動するたびにサーバのフォルダをスキャンして同期を取る。現在の表示はキャラクターベースだが、Artistベースのカラムブラウザーの右側にはアーチストごとアルバムが正しく表示されている。カスタム設定をしていなのでジャケットは表示されない。
■ JRiver Media Center:
ファイルメニューの<オプション>を開き左側サブメニューの「オーディオ」の<ファイルの場所>をクリック。フォルダの参照で<サーバ> → <フォルダ>を指定すると「Select folder」の中に¥MACMINI-SERVER¥WD_Studio¥Music2¥が表示される。JRMCは起動するたびにサーバのフォルダをスキャンして同期を取る。
自動で全てのジャケット画像を取得して表示するなど、iTunes以上の使い勝手の良さの片鱗が見てとれる。
 
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