高品質ケーブルAudioQuest Cinnamon2を使う
Cinnamon2 USBケーブル
4月初旬、吉祥寺での花見の会に参加したついでにヨドバシカメラのマルチメディア吉祥寺店を訪れた。短いUSBケーブル(50~70cm)を見繕うためだ。nano iDSDには50cmのA-Bタイプのケーブルが同梱されてきたが、再生した音が今一ピリッとこない。特にカナル型イヤフォーンのSennheiserのIE8やEtymotic Research ER-6i(すでに骨董品?)を鳴らすと、中低域が膨らみ気味になり若干圧迫感がある。エージングで音が変わりそうな気もするが、オーディオグレードとやらの高品質USBケーブルを組み合せてみたくなった。

<USBケーブル:AudioQuest Cinnamon2>
候補は日本製のフルテックFormula2かチョット高めのGT2。実は外出時にフィールドテストも兼ねて、iPhone5をUSB Camera Adapterを介してnano iDSDにセットして持ち歩いていたのだ。音源ファイルはAIFF。組み合わのイヤフォンはセンハイザー IE8。売場担当者に聞くとケーブル試聴は不可とのこと。音の傾向を相談するとオーディオクエストを薦められた。模造品がインターネット販売やネットオークションに出回る程の人気ブランド。米国カリフォルニアに最新設備の研究所・工場を備える大手メーカーだ。ドンシャリ傾向が抑えられているというCinnamon2 75cmに決定した。シリーズでは中位のグレードで結果的にフルテックGT2と同ランクのものとなった。
Cinnamon2 は心線に1.25%の銀メッキを施したソリッドLGC(ロング・グレイン・カッパー:長粒状銅)を使い、この導線を練り合わせたツイストケーブル。ケーブルと端子の接続方法にはハンダを使わない「冷間溶接」が施され、コネクター部分での振動による音質劣化を低減させているという。

Cinnamon2 PKG
Cinnamon2 A-B 75cm

<都市伝説>
オーディオ業界の都市伝説といわれる数万円のケーブルなどには興味は無いが、DACに接続するUSBケーブルで音が大幅に変わることは実感している。USBはケーブルを交互に替えて聴き比べることが容易だ。ヘッドフォーン(AKG K-701)で聴く機会が多いので、音質の微妙な違いや音場の広がりの変化を聴き取る事も容易。デジタルデータのやりとりだからケーブルを換えたくらいで音は変わらないという意見はまっとうだが、USB-DACに繋ぐUSBケーブルだけは別格だ。ちなみにnano iDSDを発売するiFi Audioも高価なUSBケーブルやUSB用電源を同一シリーズで出している。
・シングルヘッドUSBケーブル (0.5m) ¥16,200
・デュアルヘッドUSBケーブル(電力線分離ケーブル)¥42,984
・iUSBPower(据置型USBパワーサプライ)¥32,184

<Cinnamon2を使ってみて>
ここからやっと本題。MacBook Proとnano iDSDをCinnamon2ケーブルで繋ぎAudirvana Plusで音源ファイルを再生。モニターはAKG K-701をメインに使う。iDSDは『ポタアン』として携行有りなので、イヤフォーン(センハイザー IE8、Etymotic ER-6i)でもチェック。結果はあまり芳しくない。同梱されてきた50cmケーブルとあまり変わらない。「外したかな。」という思いが頭をよぎる。ヨドバシの売場担当が「オーディオクエストのケーブルはくれぐれもエージングを宜しく。」という言葉に従って、半日ほど連続再生を続けると当初とは別次元の音の表現に変わって行く。

nano iDSD 2
iFI Audio nano iDSD
<USBバスパワー>
iDSDは内蔵リチウムイオン電池でセルフパワー給電なのだが、USBバスパワーで動作する機器。MacBook Proの2つあるUSB端子のもう一つにさした外部ドライブを外し、さらに内部でUSBバスを使っているBluetoothを停止すると音はかなり改善された。IE8やER-6iがヘッドフォーン並のスケールの大きな再生音を響かせはじめる。

<DSD128(DSF5.6MHz/1bit)を再生してみる>
NetAudio Vol.12/2013 Winter 付録のハイレゾ音源からDSD128(DSF5.6MHz/1bit)を聴いてみた。ライブ収録されたNobie"Especial"Bandの「Vento de Minas」だ(DSDはKORG MR-2000Rを使用して制作された)。軽快なブラジリアンサウンドにのって歌うノビー(Nobie)のヴォーカルに圧倒される。この生々しさや迫力はイヤフォーンのIE8で聴いても全く遜色ない。nano iDSD自体、エージングがもう少し必要なようなのでこのまま様子をみながら使ってみたい。

NetAudio Vol.12 (s) rev.
NetAudio Vol.12 定価1,300円

<Cinnamon2とFireFace UCX>
さてCinnamon2を使って劇的な効果があったのはRME FireFace UCXだった。試聴機に付いてきた1.8mのUSBケーブルを譲り受けて何の疑問もなくUCXに繋いでいたのだが、ためしに0.75mのCinnamon2に換えてみると、これまで音の出方で不満だった部分の殆どが解消している。これだけ変化するとスピーカーから出る音も変わってくる。全体に音がシャキとして、エネルギーの高低バランスも好みのフラットな方向になってくれる。CDからリップした音源をとかえひっかえ何時間もぶっつづけで聴いてしまった。

 
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