HDMIスプリッターでBlu-rayの音声を分離する
400-SW015本体

ヤフオクで落札したHDMI切替器400-SW015は入金から2日ほどして届いた。付属リモコンのボタン電池が欠けていたくらいで、ほぼ新品に近い状態だった。HDMI機器4台を切り替え、1台のHDMI機器(ディスプレイやTVなど)に出力する。さらに光・同軸デジタル出力を搭載しているので、HDMIのオーディオ信号をアンプやDACなどに分離して出力するHDMIスプリッターでもある。外装の白箱には『HDMI 4Ports Switcher with Audio Outputs』のステッカーが貼られている。WEBで調べると、中国・深圳のHinen Electronics Co., Ltd.が製造元。最近までエバーグリーン(上海問屋)で扱われていたDN-HDMI4000ASも同社の同じ製品だったことが分かる。

<4 Port HDMI Switcher ”400-SW015”の仕様>
■インターフェース:
入力用:HDMI タイプA(19PIN)×4
出力用:HDMI タイプA(19PIN)×1
音声出力:光デジタル角形(Toslink)×1、
同軸デジタル(Coaxial)×1、アナログ 3.5mmステレオミニジャック
■規格:HDMI Ver1.3b(フルHD 3D対応、HDCP対応)
■最大解像度:1080p(1920×1080) WUXGA(1920×1200)
■帯域幅:225MHz/2.25Gbps/ch (全ch 6.75Gbps)
■本体サイズ:W155×D70×H25mm
■重量:265g
400-SW015 Box
白い外装の箱にこんな状態で収容されていた。

<著作権保護された音声信号>
パイオニアのBDプレーヤーBDP-160には同軸デジタル出力端子があるが、16bit/48kHzまでの信号しか出ない。ブルーレイディスクなどの著作権保護された音声信号は保護の仕組のHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection system)の規定でダウンコンバート変換されてしまう。 HDMI信号はHDCPに対応した再生機器(モニターやVTR)でないと受信したり音を出したりできない。当然「ホームシアターのアンプはHDCP対応か」「HDMIスイッチャーはHDCP対応か」といちいち確認される。今回入手したHDMI切替器400-SW015はその要件を満たし、最大24bit/192kHzの信号まで対応可能だ。

<接続>
機器のチェックのため、2Fの作業ラックの脇に400-SW015をセットアップ。2FのHDMI端子×2搭載のの20インチ液晶テレビ(三菱LCD-20MX10b 2008年製)をHDMI Outputに接続する。ちなみに1F居間の液晶テレビはSONY BRAVIA KDL-46V5(2009年製)で、HDMI端子が3つ付いている。
■ HDMI切替器(スプリッター)には、S/PDIF機器(DAC等)だけでなく、必ずHDMI機器を接続しておかないとだめな仕様になっている。(HDMI Outputには何らかのHDMI機器の入力と接続されていなければならない。)
■ HDMIでは受け側の仕様に合わせて出力フォーマットは決まる。たとえ送り側が192/24の能力を持っていても、受け側(S/PDIF機器ではなくHDMI機器)が96/24の能力しかない場合は96/24で出力される。

【接続イメージ】  →; HDMI cable, ⇨; Coaxial cable
BDP-160(Player) → 400-SW015(Switcher) → 20型LCD-TV
             ⇩
                  FireFace UCX(DAC) ─ K701(headphone)

LCD TV
三菱LCD-20MX10b 20型液晶テレビ
DACにはBEHRINGER SRC2496(24/96)を接続する場合もある。またヘッドフォンの代わりに2Fのサブシステム:デノンPOA-7.5(Main Amp)とオーラトーン5C(Speaker)から音を出すこともある。

<接続結果>
「Close to the Edge」の2013 Stereo Mixesは無事に24/96で出力できるようになった。同梱のCDの2013 Mixesと比較すると、音が伸びやかだ。問題は24bit/192kHz LPCMで収録されているトラック。信号は出てくるのだがエラーとなり軽いノイズが出るだけ。特にエディ・オフォード(Eddie Offord)によるオリジナル・ミックス(1972年)の無加工フラット・トランスファーは期待していただけに落胆も大きい。理由は良くわからない。TVからは普通に音声が再生されるからだ。偶然、懇意にしている音元出版Net Audio編集長から米国OPPO社のユニバーサルプレーヤーBDP-105を聴いてみないかとのお誘いが。早速イエスのBD盤を持って音元出版の試聴室を訪問。BDP-105では24bit/192kHz LPCMはなんの問題も無く再生された。音量を上げても音の濁りや飽和感のが全く感じられないのは見事。それとともにOPPO BDP-105の音の良さにも聞き惚れてしまった。ということでPionner BDP-160 + Sanwa 400-SW015の組み合わせでの24bit/192kHz LPCM再生は要再検証ということになった。

<"Close to the Edge" Blu-ray Disc>
Yes

1. 2013 Stereo Mixes 24bit/96kHz LPCM
2. 5.1 Surround Mixes 24bit/96kHz LPCM
                                 dts hd 24bit/48kHz
3. Original Stereo Mixes 24bit/192kHz LPCM
4. America
1) 5.1 Surround Mix 24bit/96kHz LPCM
                               dts hd 24bit/48kHz
2) 2013 Stereo Mix 24bit/96kHz LPCM
3) Original Mix 24bit/192kHz LPCM
5. Additional Material
1) Alternate album 24bit/96kHz LPCM
2) Single versions & edits 24bit/192kHz LPCM
6. Blu-ray Exclusive
1) 2013 Stereo Instrumental Mixes 24bit/96kHz LPCM
2) UK vinyl transfer 24bit/96kHz LPCM
*上記の3、4-3)、5-2)が我が家のS/PDIF機器(Fireface UCX、SRC2496)に信号が正しく引き渡されない。
*Blu-ray Disc版は膨大な量のデータが収録されているため、まだ聴ききれていない。
 
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