ミュージックサーバ計画(1)
iTunes_icon

なぜiTunesの音楽ライブラリをまっさらな状態から再構築したいと思ったのか。それには10年に及ぶiTunesとの長い付き合いについて触れておかねばならない。
iTunesが音楽データベースに使えないか本格的に検討し始めたのは2001年の暮れの事。iTunesのヴァージョン2.0が出た頃だ。
家の建て替えで800枚はあったLPは半分は廃棄。残りはダンボールに入れて田舎(鹿沼)の納屋にお引っ越し。それ以降、自宅の音楽ライブラリは全てCDでということになった。素人の設備ではアナログ盤のデジタル収録が難しいのは百も承知。CDで効率よく集め直すのが常道。ただしオリジナルアルバムをCDで再度収集というのは金額もかさむし効率も悪い。ベスト盤やコンピレーション(編集盤)そして市販以外のブッククラブの盤も積極的に加えるという方法を取ることにした。
盤を少しずつ集め始めたのはいいが、重複チェックや収集の進捗を知るためにデータタベースが必要になってきた。当初はB's Recorderなどのバーニングソフトが持っている機能の中でCDDB(CDの曲目のデータベース)から集めてくる楽曲データをExcelで集計して、FileMaker Proに呼び込んでDBをこさえようと考えた事もあった。
そこに登場したのがiTune 2.0。2003年にはiTune 3となり、当時私が使っていた、OSX 10.3 PantherがのったPowerBook 800MHzの上で軽快に動いてくれた。CDを取り込めば楽曲・アーチストなどのメタデータだけでなく実データもハードディスクに収めて管理してくれるという理想的ソフトだっだ。

CD_stack

iTunesとともに使用したMacも4代にわたり、OSも10.3 Pantherから10.7 Lionまで4回ヴァージョンUPしている。
2002年 Power Book G4 15インチ(Panther→ Tiger) iTunes 2
2003年 同上 iTunes 3
2004年 同上 iTunes 4
2005年 Mac Mini G4: 1.25GHz (Tiger) iTunes 4→ 5→ 6
2007年 iMac 17インチ(Late 2006) (Leopard→ Snow Leopard)
           iTunes 7→ 8→9→ 10
2012年 Mac Book Pro 13インチ (Lion) iTunes 10

Mac_hdd

楽曲の実データ「iTunes Media」を置いている外付けハードディスクも3代目。容量も150GB→ 250GB→ 500GBとサイズUPしている。入れ物が変わるたびにiTunesの「ファイルを統合」が実行されデータが新しい器に移されてきた。早い話がデータのコピーだ。
デジタルだからコピーぐらいで音は変わらないといわれているが、コピーされるとその影響が出やすい曲や演奏があるのは確かだ。コピーの回数(ジェネレーション)も微妙に影響する。できれば第一世代の音で全てを再構築したいと常々思っていた。

CDDB_gracenote

もう一つの大きな要因はCDDB(Compact Disc DataBase)だ。
現在CDDBの運用は後継のGracenoteが行っている。
音楽CDのTOC(Table Of Contents、CDのトラックやセッション等の情報が収録されている)を読み取り、そのTOCに該当する曲名・アーティスト等の情報をインターネットを通じて送ってくる。
(有料だがiTunesの場合Appleが契約しておりユーザには直接利用料は請求されない。)
この10年の間にCDDBの登録内容に様々な変化があり、同じアルバムでも表記の仕方やジャンル分けなどが異なってきている。iTunesはこのデータを使い、アーチスト名・アルバム名・曲目の相関関係で「iTunes Media」の中にディレクトリ(Macの場合フォルダ)を作っているが、実ファイルの置き場所のフォルダ名や命名ルールに混乱が見られるのだ。時期的な違いでフォルダの作られ方のルールが変わっていて、見ていて気持ちが悪い。Sound Studioで実ファイルを直接編集する関係上、この辺はキレイに整理されたものにしたいと思う。

Sound Studio_b

iTunesには都合の悪い点もあった。CD-Rを焼くと曲間に”ブチッ”と大きなノイズが入る。iTunesのCD-R作成機能を使わずRoxioのToastで焼くと起きる現象だ。しばらく悩んだ。デジタル編集ソフトのSound Studioを入手してからファイルを開いてみると曲の無音部分の最後に0.0001秒程の信号が加えられている。どうやら楽曲のスタート/ストップのコントロールのために強制的に挿入された信号のようだ。しばらくの間、CD-Rを焼く前にSound Studioを立ち上げてこの「停止信号」を削除するのが習慣となった。
iTunes 4.0 (2004年頃)になった頃、コントロール信号らしき物が付かなくなった。しばらく見ないうちに全てのファイルからこの停止信号らしき物が消えていた。不思議だった???
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