英国の音 Celestion SL-600(1)
Celestion SL-600

我が家のPMA S1も年代ものだけど、スピーカーのCelestion SL-600はもっと年を重ねている。小型スピーカーの傑作といわれるSL-6が世に出たのは1982年。同じスピーカー・ユニットを使い、エンクロージャに素材革新ともいえる軽量高剛性のジュラルミンハニカム材を用いたモデルがSL-600。発売は2年後の1984年。渋谷パルコにあったオーディオショップでSL-600を中古で購入したのはそれから7年程経った1990年代のはじめ。購入から数えても、早いものですでに20年の月日がたっている。
じつは7〜8年前、SL-600に変わる小形スピーカーを探して秋葉原を巡ったことがある。しかしピンとくる物に出会わなかった。サイズ的に最有力候補だった同じ英国のB&W 805はセレッションに比べてユニットのマグネットが弱い(?)印象を持った。自宅ではリスニングポジションが比較的近いのでユニットの素性がストレートに耳に届いてしまう。
もともとセレッションは同じスピーカーメーカーでも楽器用スピーカーではトップメーカー。マーシャルのギーターアンプのスピーカはセレッション製だし、フェンダーのギーターアンプもモデルによってはセレッションを使っている。強力なマグネットがミュージシャンの信頼を勝ち得ているのだ。一緒に飾ってあったNautilus 805は少しクオリティが高いのはわかったが、価格も高いので触手が動くものではなかった。

実は同じくらいのサイズのスピーカーで興味のあったものがもう一つ。北イタリアのクレモナに工房があるSonus faber社の小型モデルConcertinoだ。当時クラシック担当だった会社の同僚に依頼されてスピーカー選択からセットアップまでを手伝った。ConcertinoはDenonのプイメインPMA-S10との組み合わせで、エネルギッシュな音を聴かせてくれた。良いのは認めるが私のテイストではない。これでビートルズの「Something」やAbby Roadの中の「Golden Slumbers組曲」を聴くことなんて考えられない。華やか過ぎるのだ。
結局自宅スピーカーのリプレースは無期延期。iTunesでプレイリストを作って、それをCD-Rに焼いて、ポータブルCDプレーヤーとイヤフォーンで通勤途中で聴くというのがメインになっていたからだ。

Abby_Road
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