秋のヘッドフォン祭 2014
Headphone Fes ロゴ

10月25・26日中野サンプラザで開催されたフジヤエービック主催の「秋のヘッドフォン祭 2014」の初日に行った。サンモールからちょっと外れた飲み屋横丁の一角にある青葉で中華ソバを食べてからサンプラに入る。会場は11・13・15階とウエディング・ホールのある6階。春のようなエレベーター待ちで長蛇の列ということはなかった。各フロアとも適度の込み具合で余裕を持って廻ることが出来た。マイ・ソースはリニアPCM(AIFF)音源のプレイリストを仕込んだiPhone 5。ポタアンに nano iDSDを持参。ヘッドフォンはセンハイザーIE8と今回も変わらず。プレイリストには”Xmas Special 2014"と"Dance Tracks"を用意した。
13階のコスモルームに長い列ができているのが目をひいた。列は夕方まで途切れる事無く続いた。ソニーのヘッドホン設計を手掛ける松尾氏によるオーダーメイドヘッドホンブランド「Just ear」のお披露目とか。巨大メーカーのソニーもカスタムIEMをやるんだとビック。

<カスタムIEM>
Weston カスタムIEMイメージ
これまではあえて避けていたが、カスタムIEM(カスタムインイヤーモニター)の草分け的なブランドの一つであるWestoneのブースを訪ねてみた。耳型を取るカスタム型ではない通常のユニバーサル型の高級モデルW60を聴かせてもらった。バランスド・アーマチュア6ドライバーの機種。うるさいとか静かとかの言葉を必要としない、高品質な音にビックリ。音が録られた”箱”の空間まで描写する能力がある。各ドライバーを纏めるネットワークの作りが良いのだろう。どんな音でも破綻しない。
補聴器などではカスタムメイドが標準なのでIEMメーカーがカスタムの元祖という訳ではないが、(補聴器ではハウリング防止のために耳型を採取して、耳穴にぴったり適合したシェルを作る。)そもそもIEMは、アーティストの耳をステージの爆音から守るために開発されたプロ用モニタリングシステム。ステージではワイヤレス機器と組み合わせて使用する。ステージモニターから大音量で余分な音を出す事が避けられるので、客席はクリアな音でライブを楽しめるという副次効果も生まれた。'90年代、ヴァン・ヘイレンのために作ったIEMの成功で、開発者のジェリー・ハーヴィーはUltimate Ears社を立ち上げたが、実際の製作はWestone社が担当していたとのこと。

<印象に残ったイヤフォン>
今回はイヤフォーンを中心に聴いて廻った。
■ Sony XBA-A1 実売¥15,000
XBA-A3、A2、A3と3機種が発売されたが、個人的に最も完成度が高いと感じたのは低価格なA1。ダイナミックとバランスド・アーマチュアの2ウエイ。新開発BAの色づけの無いなサウンドが心地よい。普及価格ながら、楽曲を選ばない実力者。ソニーの底力を感じた。
Sony XBA-A1

■ Maxell MXH-RF800 実売¥20,000
ダイナミック型シングルドライバー。ドライバーの背圧処理に特徴がある。音場空間の表現に優れ、高域の伸びがしっかり聴き取れるのが特徴。
Maxell MXH-RF800

■ Shure SE315 実売¥17,000
バランスド・アーマチュア型シングルドライバー。分解能は高く、広帯域でバランスの良いナチュラルな音だ。
Shure SE315

■ Sennheiser CX 3.00 実売¥6,000
ダイナミック型シングルドライバー。ニュートラルな音。iOS器機に適合させているためかポタアン無しでも安心して聴ける。iPhoneのお供に欲しくなってしまった。
センハイザー CX 3.0

■ JVC HA-FX650 実売¥13,000
ダイナミック型シングルドライバー。量感のしっかりした低域と、響きの良い自然な音の広がりは、アコースティックな演奏と良くマッチする。
JVC HA-F650

ところで今回の来場者は両日あわせて主催者発表で8,000人とのことだ。
 
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