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スティーブン・ウイルソン「To The Born」をハイレゾで聴いた
Steven Wilson 「To The Born」

「To The Born」は当ブログでもたびたび取り上げている英国のミュージシャン兼エンジニア、スティーブン・ウイルソンのソロ5作目。
インディのKscopeからメジャーのVirgin傘下キャロラインに移籍してのリリース。全英チャ−ト3位を記録している。共同プロデュースにポール・ステイシー(オアシス、ブラック・クロウズ)を迎え、最も好きなソングライターという XTCのアンディー・パートリッジに自作曲への作詩を依頼している。その「To Be Bone」が冒頭を飾るとともにアルバムのタイトル曲となった。彼のマルチな音楽的嗜好がストレートに反映され、“プログレッシブポップ” の領域に足を踏み入れた作品。6曲目「Permanating」の様にファンが「ポップ・レコード?」と首を傾げるラディカルなポップ要素を持っ作品もある。これまでの『プログレの貴公子』なんて自己満足の世界から飛び出したいという意欲がさらに強まっているのかもしれない。


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