2018/03/17 20:43
「To The Born」は当ブログでもたびたび取り上げている英国のミュージシャン兼エンジニア、スティーブン・ウイルソンのソロ5作目。
インディのKscopeからメジャーのVirgin傘下キャロラインに移籍してのリリース。全英チャ−ト3位を記録している。共同プロデュースにポール・ステイシー(オアシス、ブラック・クロウズ)を迎え、最も好きなソングライターという XTCのアンディー・パートリッジに自作曲への作詩を依頼している。その「To Be Bone」が冒頭を飾るとともにアルバムのタイトル曲となった。彼のマルチな音楽的嗜好がストレートに反映され、“プログレッシブポップ” の領域に足を踏み入れた作品。6曲目「Permanating」の様にファンが「ポップ・レコード?」と首を傾げるラディカルなポップ要素を持っ作品もある。これまでの『プログレの貴公子』なんて自己満足の世界から飛び出したいという意欲がさらに強まっているのかもしれない。
Read More →
- 関連記事
-
- トレヴァー・ホーンの新作「Reimagines - The Eighties」を聴く
- SMEのロスレス音楽配信「mora qualitas」がスタートする
- レッド・ツェッペリン「永遠の詩」をハイレゾで聴いた
- 「The Beach Boys with the Royal Philharmonic Orchestra」をハイレゾで聴く
- U2の Songs Of Experience をハイレゾで聴く
- スティーブン・ウイルソン「To The Born」をハイレゾで聴いた
- ビートルズ初のハイレゾ配信「サージェント・ペパーズ」を聴く
- 「シカゴと23の誓い(Chicago II)」新ミックスを聴く
- ジョージ・ベンソン「Breezin'」とアル・シュミットのレコーディング
- ダイアナ・クラール「ウォールフラワー(Wallflower)」をハイレゾで聴く
- スティーブン・ウイルソンの作品をハイレゾで聴く
スポンサーサイト