ハイレゾで聴くビーチ・ボーイズ "SMiLE Sessions"
Beach Boys Smile Session 1966
The Beach Boys during the Smile Sessions 1966

ビーチ・ボーイズ"SMiLE Sessions"(88kHz/24bit)を購入した。もし完成していたらビートルズの「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」をしのぐ存在になったと言われている作品。44年の時を経て2011年11月公式発売された。あくまでも録音セッションを纏めた作品であって『SMiLE』の完成品ではない。
『SMiLE』のレコーディングは従来のポップ・ソングの形態とは異なり、様々なバリエーションの短いパーツを録り、それをテープ編集で組み合わせて一つの曲にするという「コラージュ的な」手法がとられた。結果的にひとつの形にまとめきれなかったため悲劇となった。(指揮をとったブライアンは失意とドラッグの過剰摂取で重度の引蘢もりになってしまう。)ちなみに録音中止となって数ヶ月後に楽曲の一部を再録して発売されたのが『Smiley Smile』だ。
キャピトル・レコードには膨大な量のマルチトラック・テープ(ほとんどは8-trackの1インチテープ)が残された。


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Audirvana PlusとHDTracksでハイレゾに挑戦 3
Audirvana_Elton-John写真

2月14日に発表された第55回グラミー賞にタイミングを合わせたキャンペーンで、HDtracksから期間限定でグラミー受賞関連の20作品が20%オフで購入できるというメールが届いた。
今回のグラミーでビーチ・ボーイズの『スマイル(コレクターズ・ボックス)』が"Best Historical Album"を受賞した。前から買いたいと思っていたCD2枚分に編纂された本体部分「The Smile Sessions」(88kHz/24bit $29.98)が対象になっていないかチェックしてみたが、含まれていない。値が張るものだけにがっかり。
(『スマイル・セッション』ダウンロードに関しては別項で投稿。)
代わりに選んだのはグラミー賞関連作品で掲載されていたエルトン・ジョンのセカンド・アルバム「Elton John」だ。実質的には世界に向けての彼のデビュー作。エルトンの代表曲「Your Song(邦題:「僕の歌は君の歌」)」が収められている。LPでは持っているが、CDは未購入のタイトル。
「Elton John」をカートに入れようとしたところ、HDtracksの画面で「レーベルの意向であなたの国には販売できない」の警告が出る。同じエルトンの4thアルバム「Madman Across The Water(邦題:マッドマン)」もハイレゾで販売中だが、これは日本からでも購入可能。


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Audirvana PlusとHDTracksでハイレゾに挑戦 2
HDtracks警告

HDtracksでカートに入れようとしたところ、「レーベルの意向であなたの国には販売できない」の警告が出てがっかりした経験をされた方は多いと思う。以前は決済にPayPalを利用すれば暗黙の了解で購入が可能だったようだが、最近メジャーの締め付けが厳しくなり、カートに入れることができないタイトルが増えてきた。
原則的には海外には販売できない米国国内向けの配信サイト。メジャーの意向に従い販売テリトリーを遵守せざるを得ないのは仕方ない。米国外へのライセンスに問題があるカタログやレーベルは日本からアクセスしても見えないように運用されている。作品タイトルで直接検索をかけても「お探しのものが見つかりません。」となることが多い。

原則として米国在住が条件である事はあくまでもサービスを提供する側の論理。テリトリー外に所在するユーザーからの引き合いに対しても制限を加える場合には、動画再生や放送音源の地域制限などと異なり、独禁法上で違法又はグレーの可能性が極めて高い。(少なくとも音源ファイルはCDと異なり再販売価格商品ではないので独禁法の適用除外にならない。)まあネットに関しては法整備が追いついていないのは確かだ。

【アクセス制限の回避】
配信サイトでアクセス元のIPアドレスで判別しているのか、購入者情報で判断しているのかは詳しいことは不明。しかし次の方法をトライしてみることは有効だ。コピーガードを解除した訳ではないので、少なくともお金をちゃんと払っていれば、ダウンロードしても著作権的には問題ないと考える。(あくまでも自己責任で)。


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Audirvana PlusとHDTracksでハイレゾに挑戦 1
Stones Live in NY

ハイレゾ音源を始めて購入した。ストーンズ「ゲット・ヤー・ヤ・ヤズ・アウト」(1970年作品)、カーペンターズ「Singles 1969-1981」(2005年作品)の2タイトル。
ハイレゾ(High Resolution)とはCDクオリティ(44.1kHz/16bit)を越える音源のこと。24bitの高音質音楽ファイルと思えば良い。
実は我が家にはSACDの盤が一枚もない。そもそもSACDプレーヤーやDVD-Audioがかかるマルチプレーヤがないので、コンポでSACDなどのハイレゾ盤を聴くことができない。
無関心だったのは音楽を聴くスタイルが関係している。iTunesのライブラリーからプレイリストを作り、CD-Rを焼いて携帯ポータブルプレーヤーで聴く。さもなければiPodと高性能イヤフォーンでiTunesのプレイリストを聴く。このスタイルを長く続けてきた。16bitのCDDA(CD-R)または16bitのAIFFファイルで完結。ハイレゾの出番が無かったことにつきる。イヤフォーンで聴くのにハイレゾっていわれてもなんかなぁ・・・。これは言い訳か。
場面変わって、現在はMac Book ProにiTunes+Audirvana Plus。それに練習用に買ったBEHRINGER SRC2496(24bit/96kHz DAC)もある。1FにあるDenon PMA-S1+Celestion SL-600で聴く機会も増えている。そろそろハイレゾにトライしても罰はあたらない。

HDtacksロゴ
購入先は米国の配信サイトHDTracks。大物アーチストのタイトルが揃う。特にポップ・ロックのカタログには強いハイレゾ配信サイトだ。
オーディオファイル向きのCDを制作するChesky Recordsが元になりDavidとNormanのChesky兄弟が2007年頃に音源のダウンロードサイトとしてスタートさせた。最近、全てのタイトルがリニアPCM(AIFF)のフォーマットでダウンロード可能となった。これまでFLAC(Free Lossless Audio Codec)のダウンロードで二の足を踏んでいたMacユーザーもこれで利用しやすくなった。(FLACはiTunesやQuickTimeでは直接扱えない)。
HDtracksには3種類の音源がある
1) 新録でレコード会社から音源が供給されるもの
  (48kHz~192kHz各種)
2) SACDのDSD音源をPCMに変換したもの
  (88.2kHzまたは176.4kHzの音源)
3) アナログ音源を自前でリマスタリングするもの
  (エンジニアはHDtracks自前で用意)
ハイレゾといってもCDマスターをアップサンプリングしただけのいかがわしい物が混ざっている可能性があるから油断出来ない。見分け易くて安心なのは2)のDSD音源をPCMに変換した88.2kHz(176.4kHz)の音源かもしれない。


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