2015 東京インターナショナルオーディオショウ
AudioShow 2015ポスター

有楽町の国際フォーラムで9月25日から3日間開催された『2015 東京インターナショナルオーディオショウ』の中日に行ってきた。土曜日だったこともあり、人出は結構多かった。5時近くなって来場者が増えたように思う。ヘッドフォン祭と客層が異なり、年齢層が高い。それでも数年前に比べると白髪頭の後期高齢者層の比率が減ったように思う。
『インターナショナルショウ』なので欧米のオーディオメーカーからハイエンドの製品が出品される。まるでフェラーリやカウンタックが勢ぞろいしているような錯覚におそわれる。価格も2千万円を超える製品も多い。数百万円を超えるものはザラ。定価が百万円台ならお手頃価格といった感じ。いったい誰が買うんだろうと思いつつ、良いものは良い音でわかる。ガラス館の4F-7Fの出展ブースが理想的音響環境とは程遠いといっても、ユニットや素材が持つ本来の能力は顔を出す。
当日会場で別件があったので、数多くのブースを回る時間が無かったのが残念だが、2015年度のハイエンド製品の雰囲気だけは感じることが出来た。印象に残ったものを二つ。

Foculスピーカー
Focul Stella Utopia ¥11,000,000/pair(受注生産)
仏 Focul社の最高級スピーカー。おそらくリファレンスで使うならば最高の能力を持ったスピーカー。各ユニットを構造的に最適な位相特性を持つように構成。よく調整されており、音のつながり、センター定位が見事だった。

lINNスピーカー
LINN社 Majikシリーズ 2Wayスピーカー 520 価格不明
昨日、英国のLINN本社から届けられたものを開封してセットアップしたばかりだという。トールボーイだが比較的小ぶりのパワードスピーカー。欧米でポピュラーになっているマルチルーム・オーディオ・システムを組むためのもの。SPエンクロージャー全体を包むファブリックが10種類程度用意され、インテリアや使用環境に合わせて好みの外見にできる。アンプ組み込みなので同社のLinn Majik DSMに組み合わせる。英国では日本未登場のストリーミングサービス、北欧TIDAL社のロスレス(CD品質)ストリーミングと組合わせて使う楽しみ方を推進している。
 
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秋のヘッドフォン祭 2014
Headphone Fes ロゴ

10月25・26日中野サンプラザで開催されたフジヤエービック主催の「秋のヘッドフォン祭 2014」の初日に行った。サンモールからちょっと外れた飲み屋横丁の一角にある青葉で中華ソバを食べてからサンプラに入る。会場は11・13・15階とウエディング・ホールのある6階。春のようなエレベーター待ちで長蛇の列ということはなかった。各フロアとも適度の込み具合で余裕を持って廻ることが出来た。マイ・ソースはリニアPCM(AIFF)音源のプレイリストを仕込んだiPhone 5。ポタアンに nano iDSDを持参。ヘッドフォンはセンハイザーIE8と今回も変わらず。プレイリストには”Xmas Special 2014"と"Dance Tracks"を用意した。
13階のコスモルームに長い列ができているのが目をひいた。列は夕方まで途切れる事無く続いた。ソニーのヘッドホン設計を手掛ける松尾氏によるオーダーメイドヘッドホンブランド「Just ear」のお披露目とか。巨大メーカーのソニーもカスタムIEMをやるんだとビック。


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2014東京インターナショナルオーディオショウ
2014_ISA Poster

インターナショナルオーディオショーに行ってきた。32回目を迎える『2014東京インターナショナルオーディオショウ』は9月23日〜25日の3日間、東京国際フォーラムで開催された。初日は大変な混雑だったようだが、2日目は平日だった事もあり一部のブースを除きゆったりと視聴することができた。全体的に年齢層は高めで、すれ違うのは白髪まじりの男性ばかり。めったに若い人は見かけない。各社の誇るハイエンド製品が並び、フラグシップのモデルは並の国産車よりも高い。今年、ハーマンインターナショナル(JBL、Mark Levinsonなど)が出展を取りやめ、代わりにヨシノトレーディングとヤマハが出展した。(ハーマンは7月開始の六本木ミッドタウンの直営店が関係し、参加を見合わせたという。)
今回の『インターナショナルオーディオショウ』で印象的だったのはの各ブースのスピーカーが「よい」音で鳴っていた事。すこし心もとないがその中で気になったスピーカーを幾つかあげておこう。

<Sonja>
Sonja 1.2

アッカのブースには、イスラエルの企業YG ACOUSTICSの「Sonja(ソーニャ)」が置かれていた。聴いたのは「Sonja 1.2」(383万2,500円/1本/税込)。ポルシェデザインの手になる滑らかな曲線に覆われており、キャビネットは航空機グレードのアルミ合金製。かなり音量をあげても全く破綻がない。気味が悪いくらい弾力に富んだ音。緊張感が高い。常に聴くのだったら別のブースで試聴したWestlake Audioのようにゆったり響くスピーカーのほうが心が休まる。

<List>
Vienna Acoustics Listz

ナスペックのブースでオーストリアのVienna Acousticsのフラッグシップモデル「List(リスト)」(100万円/1本/税込)を聴いた。同軸2Wayユニットを収納した高域部分は、低域が入ったキャビネットと分離。角度が変えられため、セッテイングの自由度が高い。マーラーの交響曲がこのユニットにベストマッチ。スピーカーの存在が消えてオーケストラが広がる。さすがウィーンのスピーカーだ。


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第5回ポタフェス2014 in 秋葉原
ポタフェス巨大ディスプレイ

6月28日(土)、29日(日)秋葉原のイベントスペース・ベルサール秋葉原で開催された「第5回ポータブルオーディオフェスティバル2014 in 秋葉原」(通称:ポタフェス)の初日に出かけた。入場無料。お昼過ぎに会場に到着したが小雨がパラつくなか、沢山のファンが詰めかけていた。DJイベントも企画されているためか、5月のヘッドホン祭りより若い人の比率がかなり高い。今年の入場者数、2日間で2万人以上とのこと。若い世代を中心にイヤフォーン、ヘッドフォーン及びその関連商品への関心が高まっていることが分かる。
主催は、大阪日本橋と秋葉原に店を構える販売店のe-イヤホン。ちなみに5月に開催されたヘッドホン祭りの主催は東京中野のフジヤエービックだ。

<催事メインテーマは...>
ポタフェス_ポスター

コンセプトは「イイ音もって出かけよう!」。ポスターでも分かるようにカジュアルさを前に出した催しだ。1階はイベントステージ、2階に展示会場、さらに地下1階がライブステージという構成。5月のヘッドフォン祭の後ということもあってか、発表済み新製品の展示・試聴がメイン。Sonyのように今回は出展してないメーカーも見受けられた。
目玉の一つは主催販売店による即売会。1階の物販カウンターには常に人垣ができていた。高額モデルの半額セールなどが人気。メイン会場は2階。メーカーと代理店60社近くが出展。国内外の約140ブランドを展示していた。


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春のヘッドフォン祭 2014
ポスター(改)

連休明けの5月10・11日中野サンプラザで開催されたフジヤエービック主催の「春のヘッドフォン祭 2014」の初日に行った。昨年10月に青山で開催された「秋のヘッドホン祭2013」につづいて再度の挑戦だ。会場はサンプラザの11階、13階〜15階。90以上のヘッドホンメーカーと販売会社が出展。入場は無料。
昼過ぎにサンプラザに到着したが、会場までのエレベーターが限られているため、建物の外にまで入場待ちの列がつづいていた。イヤホンとヘッドフォンだけのイベントなのに集客力すごい。4,000部用意した公式パンフが午後4時前には底をついてしまう盛況。初日だけで5,000人の入場者だったと言う。40才以下の男性中心。若い女性の姿もかなりみられる。髪が白い年配の方の姿は秋の「インターナショナルオーディオショー」と違いちらほらとしか見えない。

<催事メインテーマは...>
Headphone Fes 2014 春 会場(2)

会場がフジヤエービックの拠点の中野に戻ったこともあり、ライブや講演等の催しものは控え目、本来の製品の展示・試聴、即売がメインのシンプルな催事となった。
ポスターの絵柄を飾ったのはフォステクスの平面駆動型ヘッドフォン「TH500RP」。主催者の本音は『“平面振動板”を採用した高級ヘッドフォンを今回の催事の目玉にする』だったかも知れない。フォステクスとともに、米国のHiFiMANも新しい平面駆動方式を採用した「HE-560」をお披露目。同じくOPPO Digitalも発表直後の平面駆動の「PM-1」をブースに並べていた。「PM-1」をOPPOのブースで聴いてみたが、滑らかな音だが若干ダイナミックレンジが狭いように感じた。フォステクスやHiFiMANのブースは6階だったので残念ながら見ていない。
常連さんにとってのお目当ては高価なオーダーメイドのカスタムイヤフォン。バランスド・アーマチュア(BA)型が中心で価格は20万円以上。本来はプロユースでステージにあがるミュージシャンのモニタ用。
須山歯研ブース(FitEar/フィットイヤーの展示・試聴)、イヤモニの神様であるジェリーハービーのJH Audio(Roxanne/ロクサーヌの展示・試聴)双方のブースがある14Fの一角は若い人達で常に賑わっていた。耳の型取りをしなくて済むユニバーサル・タイプが人気のようだが、1個15万円以上もするイヤフォンに手が出るわけないし、BAの振動子を10個以上(15個?)組み合せたカナル型(耳栓型)イヤフォンは気味が悪いのでパス。


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インターナショナルオーディオショー見聞録
2012TIAS入口

2012年11月2日〜11月4日の3日間、東京国際フォーラムで開かれていた2012 TIASに行ってみた。2007年から有楽町の国際フォーラムで開催されているそうだが、そもそもオーディオショーなるものに行くのは20数年ぶりの事だ。
各メーカーが防音処理を施した個室を用意し、お店でもなかなか聴くことの出来ないハイエンドの機器の実物を見たり聴いたりできる。海外/国内合わせて約180ブランドが出品され、オーディオでは世界でもトップクラスの催し物だという。
初日ということもあって各ブースともそんなに混んではいなかった。ビックリしたのは来場者の年齢の高さ。すれちがう人のほとんどが60代後半から70代の白髪の男性。身なりもそれなりにキチットしている。女性の来場者はごく少ない。これがピュア・オーディオを支えるコアなのかと少し心配になる。若い人たち、趣味にお金出さないし、スマホやiPodでしか音楽聴かないしなぁ。
いまオーディオで一番関心があるのはCDやSACDなどの媒体にとらわれないファイル・オーディオの世界。
まずやって来たのは英国CHORD社の製品などを扱っているタイムロードのブース。おりよく評論家の傅 信幸さんが韓国のApril Music社“EXIMUS”シリーズのパワーアンプ「S1」と、デンマークの新鋭ブランドRaidho Acoustics社のスピーカー「Ayra C1.1」を組み合わせたプレゼンに行き合わせた。使用するDAC(D/Aコンバーター)はCHORD社のものではなく、アンプと同じ韓国製“EXIMUS”シリーズの「DP1」。DACとプリアンプを兼ねている。スピーカーのAyra C1.1は強力な磁気回路の12cm口径のミッドウーファーにリボンツィータがのった小型ブックシェルフ(200x370x360)。背の高い大型の専用スタンドが組み合わされている。反応の早い軽やかなサウンドが特徴のスピーカーだ。傅さんの選曲のためもあるが、ウーファーとリボンツィータの音の連携に破綻が全く出ないのに感心。専用スタンド込みで約120万円。チョット手が出ない。

2012TIAS Ayra C1.1



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