「シカゴと23の誓い(Chicago II)」のリミックス(新ミックス)を聴く
Chicago II Steven Wilson Mix
Chicago II [Steven Wilson Mix]

CDと同時発売(2017年1月27日)されたハイレゾ版「Chicago II (Steven Wilson Remix)」を聴いた。スティーブン・ウイルソンの記事を書く関係で某誌から資料としてファイルが送られてきた。作品はシカゴが1970年1月に発売した2nd。初期の傑作アルバムだ。
新ミックスを担当したスティーブン・ウイルソンは当ブログでも度々取り上げている英国の若手ミュージシャン兼エンジニア。イエスの「危機」のリミックスが評判を呼び、2015年にはユニーバーサル・ミュージックの依頼で80年代のポップ・ロック系の人気アーチストのティアーズ・フォー・フィアーズ、やシンプル・マインズのリミックスを手掛けている。今回は若干位相が違う。世界のポップ市場の中心の米国のトップアーチストのヒット作品だからだ。依頼主は米国を本拠地とするメジャーWarner Bros.系のRhinoの依頼。
デジタルマスタリングと異なり、オリジナル・16トラック・マルチ・テープに立ち戻りリミックスを行う。通常のミックスダウン作業と全く変わらない。


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ロックンロールの創始者、 チャック・ベリー死去(享年90歳)
チャック・べりー
ロックンロールの創始者の一人して知られる米国アーチスト、チャック・ベリーが3月18日に中西部ミズーリ州セントチャールズ郡の自宅で死去した。享年90歳。
本名はチャールズ・エドワード・アンダーソン・ベリー(Charles Edward Anderson Berry)。1926年、ミズーリ州のセントルイスで生まれた。隣人からギターの基礎を学び、1952年にピアニストのジョニー・ジョンソン率いるグループに参加。シカゴ・ブルースの父と慕われたマディ・ウォーターズの口利きによって1955年、チェス・レコードと契約し、シングル「メイベリーン」(全米5位)でデビューした。
独特のギター奏法と弾きながら腰を曲げて歩く「ダックウォーク」が話題となり、「ロール・オーヴァー・ベートーヴェン」「ロックンロール・ミュージック」「ジョニー・B・グッド」などを次々とヒットさせた。特徴的なギターリフを使った音楽スタイルは、後代のロックアーチストに多大な影響を与え、最初期のギター・ヒーローとして多くのミュージシャンから敬愛された。


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自宅ののMacを「OS X El Capitan」にアップデートした
El Captian Screen Shot

遅ればせながら我が家のMacを「OS X El Capitan」にアップデートした。きっかけは娘の使うiMacの描画が時々引っかかり気味になること。PRAM解放の儀式『Command + Option + P + R』やセーフモードでの起動をやって凌いだが、改善のためOSの上書きを兼ねて「OS X El Capitan」にアップデートした。同時に自分で使うMac Book ProやMac MiniのOSもYosemiteからアップデートした。
Yosemiteも結構堅牢なOSだが、El Capitanはスピード、使い勝手、クラッシュ耐性などパフォーマンスの向上が図られたようだ。何より安心なのはシステム要件がYosemiteと同じ。アプリなどの対応(互換性)はあまり考える必要がないこと。ちなみに”El Capitan(エル・キャピタン)”とは、ヨセミテ国立公園の中にある巨大な花崗岩の一枚岩のこと。OS X Mavericks (Version 10.9) 以降から米国カリフォルニア州の地名を使ったコードネームが付けられている。
■ アップデート可能な機種は以下の通り:
・iMac (Mid 2007以降)
・MacBook Air (Late 2008以降)
・MacBook(Late 2008アルミニウム製、Early 2009以降)
・Mac mini (Early 2009以降)
・MacBook Pro (Mid/Late 2007以降)
・Mac Pro (Early 2008以降)
・Xserve (Early 2009)
■ 我が家のMacのシステム要件
・iMac (21.5-inch Mid 2010)
・Mac Book Pro (13-inch Late 2011)
・Mac Mini (Late 2014)


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英国の音 ローリング・ストーンズ モービル・スタジオ(再掲載)
Rolling Stones

<最初に>
この記事のオリジナルは2012年7月29日に公開した「英国の音 ローリング・ストーンズ モービル・スタジオ」。一部修正したものを再掲載するものである・・・・。

ポップ・ロックの分野で歴史に残るレコーディング・スタジオといったら、まずあげられるのはEMIのアビーロード・スタジオ。次に名前をあげるとしたらローリング・ストーンズのモービル・スタジオになるだろう。有名ロックバンドの代表曲の歌詞にこのモービル・スタジオが登場することになった経緯はファンならずとも興味をひく話だ(後述)。

ストーンズのミック・ジャガーが音頭をとって移動録音設備を自前で実現する計画を立ち上げたのは1968年。当時英国のポップ・ロック系のミュージシャンのほとんどは高額なスタジオ料金の請求に喘いでいた。既成のスタジオは1950年代からのクラッシク録音をベースにした保守的で制約の多いスタイルを変えていなかった。朝9時から夕方5時までの営業、3〜4トラックのマシーンでの一発録り。1曲はその日のうちに完成させるというやり方。しかも料金は高い。
世界を席巻しつつあった英国のトップ・ロック・バンドの不満は日増しに高まっていた。60年代末のロックは演奏も録音もそれまでとは比べもにならないくらい複雑化していた。1968年を境にして、マルチトラックと共に新しい録音技術が一挙に入ってきたにもかかわらずスタジオの姿勢に変化はなかた。
ビートルズのようにEMIがあり、マネージメントのブライアン・エプスタインと音楽監督のジョージ・マーティンの三者が運営を総合的に調整していたバンドは良かった。
デッカ・レコードから離れ、独立会社でマネージメントを任せる人がいないローリング・ストーンズの場合はそのすべてがミック・ジャガーの肩にかかっていた。好きな時に、好きな所で、好きなだけ出来る。コードや曲の進行の確認。念入りなリハーサルと時間をかけた録音を行える新しい環境。これが解決策だった。

Stones Mobile 1
Rolling Stones Mobile

当時TV中継車は存在していたが、録音車なんて影も形も無かった時代だ。計画では「移動」より「可搬」にポイントが置かれた。大型のバンにコントロール・ルームがあり、マルチトラック・レコーダー/調整卓/マイク/スタンド/ケーブルなどの一式がコンパクトに収容され、丸ごと指定の建物に横付けできるというのが基本コンセプトだった。
可能な限り最新機材をというのがミック・ジャガーの希望。ミキシング・コンソールにはストーンズが1966年から1972年に渡り6枚作品を録音したロンドンのオリンピック・スタジオの主任技師Dick Sweetenhamが独立して作ったHeliosが使われた。最初は3M社の8トラックと4トラックのレコーダーがそえつけられた。レコーディング・ユニットはBMC(ブリティッシュ・レイランド)のシャーシに架装された。
1969年に完成したモービル・スタジオは早速ストーンズのハイドパーク・コンサートの録音に運び込まれた。
翌年にはヨーロッパで最も早く16トラックのレコーダー(3M M56)を装備するスタジオとなった。


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Chromecast Audio その後
google & spotify
   Google Play Music                   Spotify
月額料金を払っているGoogle Play Musicとモニター期間がまだ数ヶ月残っているSpotifyをFM放送がわりに楽しんでいる 我が家は国分寺崖線に沿った低地側。いわゆる”難聴地帯”でFM放送は受からない。
受信には”ChromeCast Audio” を使っている。WiFi経由でストリーミングデーターをインターネットから直接受信する超小型レシーバーだ。レシーバー本体にはAKM製のチップ AK4430 192kHz 24-Bit Stereo DACを搭載しているので、仕様から見ると4万円~6万円台クラスのAVレシーバー並みの音が出せる。ストリームの選択はスマホやタブレット(またはPC)で行う。楽曲プログラムの指定、音量調整が終わればスマホはお役御免。ChromeCast Audioがスマホに代わってストリームを直接受信する。上記2つ以外にもAWA、KBOX、Rakuten MusicさらにYouTubeなどが受信可能。Google Chromeであればブラウザーのタブを指定してChromeCastで音を出すことができる。価格は4,980 円(税込)とリーゾナブル。ただし同種商品を扱う関係でAmazonでは入手不可。
ワイヤレス非対応のスピーカーでWi-Fiを使って音楽ストリームを直接受信できるようにするのがこのデバイスの売り。アンプ組み込みのパワードスピーカーにつなぐのがスマートだが、我が家では小型オーディオシステムに接続している。3.5mmのステレオミニでアナログ端子につなぐのが標準的だが、ChromeCastAudioにはデジタル端子(光デジタル音声端子)があるので光ケーブルでDACのRME FireFace UCXやサブのDACのBehringerのSRC-2496につないで使っている。


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映画「男と女」に出演、テーマ曲を歌ったピエール・バルーが亡くなった。享年82歳。
アルバム「花粉」
「Le Pollen」(1982年)
元旦早々、旧聞にぞくする訃報を掲載するのは気がひけるが、12月28日にフランス人の作曲家、プロデューサー、映画俳優のピエール・バルーが亡くなった。享年82歳。彼はクロード・ルルーシュ監督「男と女」(1966年制作)に出演。主題曲を歌い有名になった。『ダバダバダ・・・』で知られる名曲。作曲は友人でもあるフランシス・レイ。
バルーは日本ではブリジット・フォンテーヌの「ラジオのように(Comme à la radio)」(1969年)を制作したレーベル、サラヴァ(Saravah)を主催したことで知られる。前述の映画「男と女」の深刻な資金不足を補うためフランシス・レイと共同名義で作った音楽出版社が母体。ブリジット・フォンテーヌとアート・アンサンブル・オブ・シカゴとの共演「ラジオのように」がヒットし、欧州最古のインディペンデント・レーベルとして活動を広げていった。日本で「ラジオのように」がリリースされたのは1972年。日本コロムビアからだった。


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「ラスト・クリスマス」を歌ったジョージ・マイケルが Xmasの日に亡くなった(享年53歳)
George Michael

今年の最後の最後になって残念なニュースが飛び込んできた。
ジョージ・マイケルの広報担当者は、ジョージ(53歳)がクリスマスの日、英国オックスフォードシャーにある自宅で亡くなったとの声明を発表した。死因は明らかでないが疑わしい点は見あたらないと地元警察は述べている。
ジョージは1982年にワム!としてデビュー。「Club Tropicana」「Wake Me Up Before You Go-Go」「Freedom」「Last Christmas」などのヒット曲を生み、デュオ解散後も「Careless Whisper」「Faith」」「Don’t Let The Sun Go Down On Me」など数えきれないほどの名曲を世に送り出した。BBCが全英第1位を獲得したシングルをまとめている。それをあげておこう。
<George Michael's UK number one singles>
・Wake Me Up Before You Go Go (with Wham!) - 1984
・Freedom (with Wham!) - 1984
・Careless Whisper - 1984
・I'm Your Man (with Wham!) - 1985
・The Edge of Heaven (with Wham!) - 1986
・A Different Corner - 1986
・I Knew You Were Waiting For Me (with Aretha Franklin) - 1987
・Don't Let the Sun Go Down on Me (with Elton John) - 1991
・Five Live EP (with Queen and Lisa Stansfield) - 1993
・Jesus To A Child - 1996
・Fastlove - 1996
アレサとの「I Knew You Were Waiting For Me 」、エルトンとの「Don't Let the Sun Go Down on Me」そしてクイーンと共演したLive EPを除けばすべて自作曲。ソングライターとしてもずば抜けた才能の持ち主だった。また生涯を通じ1億枚のアルバムセールスを記録している。


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音楽ストリーミングサービスをチェックしてみた
音楽スロリーミング IMG2

音楽ストリーミングとは定額制の音楽配信(聴き放題)サービスのこと。世界最大の音楽ストリーミング「スポティファイ」が11月末から日本で本格的なサービスを開始した。これで国内のLINEミュージックとAWA(アワ)を加え主要なサービスが両手で数えられるほど立ち上がった。スポティファイやアップル・ミュージックなど主要サービスは音源ソースが豊富で3000万〜4000万曲がライブラリーに登録されている。洋楽曲ならごく一部を除きどんな曲でも試聴が可能だ。

ストリーミングサービスLOGO(小)
Google  Spotify   AWA

現在、月額の購読料を支払って契約しているのはGoogle Play Musicの一つだけ。Spotifyは6ヶ月の無料試聴を利用させてもらっている。AWAは最近、広告なしで月間20時間の無料試聴の制度を始めたのでこれも限度内で利用している。
ちなみにApple Musicはこの夏から定期購読は止めている。より低額のGoogle Play Musicを購読しているためだ。


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米国ポピュラー音楽界の巨人レオン・ラッセルが死去
レオン・ラッセル 2008年
Leon Russell, April 2009 (pic.:Wikipedia)
11月13日、レオン・ラッセル(Leon Russell、本名 Claude Russell Bridges)がナッシュビルの自宅で死去した。享年74才。公式サイトやFacebookのページでは、レオンは就寝中に亡くなったと妻が述べている。
代表曲「ア・ソング・フォー・ユー/ A Song For You」(デラニー&ボニーとの共作)は、カーペンターズがカバーし、彼らの日本でのブレイクのきっかけとなった。またジョージ・ベンソンの名を一躍世界に広めたアルバム「Breezin'」に収録されヒット曲となった「マスカレード/ This Masquerade」もレオンの曲。

Joe Cocker & Leon Russell
Joe Cocker and Leon Russell, 1970
60年代にスタジオミュージシャンとしてLAで活躍。1970年代以降はソロ・アーティストとして活躍する。 1971年に公開されたジョー・コッカー全米ツアーのドキュメンタリー「Mad Dogs and Englishmen」(ビエール・アディッジ監督)でジョー・コッカーと共演。バンド・リーダー&キーボーディスト(兼ギタリスト)として圧倒的存在感を見せつけ、一躍知られるようになった。その米南部の泥臭い音楽性により”スワンプ・ロックの帝王”とも呼ばれ、ジョージ・ハリスン、エリック・クラプトン等、多くのアーティストに影響を与えた。
近年、かねてから親交のあるエルトン・ジョントと共作アルバム「The Union」(2010年)を制作。これが遺作となった。

シェルター・ピープル cover
「Shelter People」1971年
今日は2ndアルバム「シェルター・ピープル」(1971年)の1曲目に収録された、クローディア・リニアとキャシー・マクドナルドの女性二人によるゴスペル風コーラスが印象的な「Stranger In A Strange Land」を聴いて合掌。冥福を祈る。


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NTTドコモ「iモード」端末、18年の歴史に幕
imode logo

NTTドコモが従来型携帯電話(ガラケー)向けのインターネット接続サービス「iモード」に対応した端末の出荷を年内をめどに終了し、在庫販売だけにとどめることを発表した。報道によればスマホでインターネットやメールを利用する消費者が増え、iモード対応機の役割が小さくなったとの判断したため。iモード販売開始から18年間での幕引きは、ガラ携からの完全移行を象徴する出来事といえる。
Wikipediaを参照すると『iモード(i-mode)は、NTTドコモのiモード対応携帯電話(フィーチャー・フォン)でキャリアメール(iモードメール)の送受信やウェブページ閲覧などができる世界初の携帯電話IP接続サービスである。』とある。


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