FC2ブログ
リスニング環境整備忘備録15:アナログのある世界 - Rega Fono mini と Denon AU-301+DL-103
レコードプレーヤー img 01
Illustration:  素材Library.com

我が家の2階、子供たちが独立した後一人で占有する北側斜線の横長の板の間約8畳をリスニンスペースに整備する作業を初春から進めてきた。
フィンランドのパワード・スピーカーGenelec 4020Dを購入。ディスクトップタイプの小型スピーカーだが階段室を背にしたセッティングのため音響的には12〜13畳分の空間がある。常識的な音量ならモニターライクな使い方をしても快適なリスニングが楽しめる。Genelec 4020Dには手持ちの2台のオーディオインターフェイスを接続。双方の機器の間には切替器と音量調整のボリューム・コントロールとして増幅回路を持たないパッシブ構成の米国MACKIE社のBig Knob Passiveを設置。システムはこれで決まりだが、購入したケンウッドの中古レコードプレーヤーKP-1100をどう組み込むかが課題。取り付けるカートリッジは保存してあったMM型のShure M91EDとMC型のDenon DL103の2種類を使うことが決まっている。


Read More →

関連記事
スポンサーサイト




音楽プロデューサー フィル・スペクターが死去した  享年81歳
フィル・スペクター
Phil Spector 1962年

カリフォルニア矯正・リハビリテーション局が1月17日、音楽プロデューサーのフィル・スペクターが1月16日に亡くなったと発表した。デーリーメール紙によると、4週間前に新型コロナウイルス感染が確認され、刑務所から病院に移送されていた。一度は回復して刑務所に戻ったものの、再発して呼吸困難のために再度入院し、現地時間1月16日に亡くなったという。享年81歳だった。ニューヨーク・タイムズ紙は家族の話として、新型コロナウイルスによる合併症だったとしている。しかし、刑務所の広報係やスペクターの代理人はこの報道を認める声明を出しておらず、いまのところ真相は明らかではない。
フィル・スペクター(本名:ハーヴェイ・フィリップ・スペクター)は1939年12月ニューヨーク市ブロンクス生まれ。父の死後、ロサンゼルスに移住し10代の頃から音楽活動をスタートさせた。1958年に高校時代の仲間とテディ・ベアーズを結成。翌年の「To Know Him Is To Love Him」で全米1位を獲得。若くして音楽プロデューサーの道を歩み、レコード会社Philles Recordsを設立。60年代初頭に手がけたクリスタルズ、ロネッツ、ライチャス・ブラザーズで次々とヒットを飛ばしポップ音楽に変革を起こした。特に1963年夏に発売したロネッツのデビュー作「ビー・マイ・ベイビー(Be My Baby)」は全米チャート2位にランクされ、半年で200万枚売れる大ヒットになる。多くの楽器やコーラスを重ね合わせた華やかな音作りでポップサウンドを一新したスペクターが生み出した『ウォール・オブ・サウンド(音の壁)』を完璧にまとった曲だった。いかに高く評価されているかは、米国議会図書館が2006年にピート・シガー「We Shall Overcome」やサム・クック「A Change Is Gonna Come」などともに歴史的保存音源に加えたことでもわかる。70年代に入るとビートルズ最終作となった「Let It Be」のプロデュースとともにジョンやハリソンの作品も手がけている。プロデューサーとしては傑出した手腕を発揮したが、ドラッグによる錯乱状態、セッション中や自宅を訪れたミュージシャンに銃を持ち出すなど奇行が目立つようになった。2003年にロサンゼルス郊外の自宅で女優ラナ・クラークソンを射殺したとして逮捕され、その後保釈されるが、2009年の2度目の審理で第二級殺人罪の判決を受け禁錮19年の刑に服していた。

To Know Him_Single

元妻であるロニー・スペクター(ロネッツのリードシンガー、ヴェロニカ・ベネット)はインスタグラムにスタジオでフィル・スペクターと写った写真を投稿。「音楽にとって悲しい日であり、私にとっても悲しい日です」と追悼の言葉を述べ、「残念ながら、フィルはレコーディング・スタジオの外ではちゃんと生きることができなかったのです。闇が近づき、多くの人々の人生がダメージを受けました。」と投稿している。
さて私が最も好きなフィル・スペクター作品はフィレス・レコードからリリースされたクリスマス・コンピレーション「A Christmas Gift for You From Phil Spector」。ロネッツによる「Sleigh Ride」やダーレン・ラヴの「Christmas (Baby Please Come Home)」などをフィーチャーしたこの作品は、史上最高のクリスマス・アルバムのひとつとしてエバーグリーンになっている。収録曲の最後「Silent Night」にはスペクターの肉声で制作にかかわったフィレス・レコードのメンバーに感謝の言葉が述べられる。今日はこのCDを引っ張り出して彼を偲ぼう。最後にテディーベアーズのヒット曲のタイトルを再度ここにあげる。自死した父の墓碑銘からとった言葉だという。合掌。
To Know Him Is To Love Him
 
関連記事

リスニング環境整備忘備録 14:入力切替とボリューム操作
Mackie-Big-Knob-Passive03

Genelec8020DMPはパワー・アンプ組み込みのスピーカーなのでアナログの音声信号を入力すれば音が出る。音量調節、入力切替、ヘッドフォン切替などオーディオのプリアンプに相当する機能を加えるために購入したのが米MACKIE社のBig Knob Passive。1万円以下だがプロの世界でも使われる電源不要の「パッシブコントローラー」。2台のオーディオインターフェイスを切り替えて使うが、どちらも充分な音声出力があり、スピーカー側も1台あたり低域50W/高域50W(Class D)のアンプが組込まれているので増幅は不要。減衰を調節するイメージで音量をコントロールする。機能は入力セレクターと音量調整ボリュームのみと極めてシンプル(MONO、MUTE、DIMスイッチは別に付属)。
オーディオインターフェイスを一口で言うとパソコンに録音したり、パソコンの音をスピーカーやヘッドホンに出力するのに必要な機器。
メインのRME FirefaceとサブのBEHRINGER SRC2496を入力切替えで繋ぎかえる。新購入のMacbook Pro 13" 2019年モデルはRME FirefaceにUSB接続。古いMacbook Pro 13" 2011年 LateモデルはBEHRINGERにオプティカル・ケーブルのS/PDIFで接続する(BEHRINGER SRC2496にはUSB接続端子は無い)。後者にはGoogleMusic/YouTubeMusicダイレクト出力でChromecast Audioの光デジタル出力端子からのSPDIFケーブルが差し換えられることもある。
Big Knob Passib Passiveは電源不要なので原理的にハムが出ないが、電源を持たないので動作中を示すLEDが無く、ボタンの押し下げなどの動作が分かりにくいことが欠点。

関連記事

iPhone SE(第2世代)に機種変更した
iPhone SE 2(中)

10月頭にiPhone 6をSE(第2世代)に変更した。2週間後の10月13日アップルが5G対応モデルのiPhone 12 ProとフラッグシップのPro Maxを発表したがあまり興味がわかない。3Gモデルが日本発売された2008年7月からのiPhoneユーザーだが、iPhone 6で更新をストップしていた。アナログの35mmヘッドフォン端子の廃止が大きな理由の一つ。愛用のゼンハイザーIE8などのイヤフォーンがそのままでは使えなくなる。Lightning端子のみということは入出力全てがデジタル。

35mmアダプター(中)
アナログ機器のイヤフォーンはLightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタなどが必須。プラグに埋め込まれた変換チップがアナログ入出力をコントロールする。iPhone 6や後継の6Sに搭載された音の良いCirrus LogicのDA/ADディバイスを簡単に諦める気にはなれない。
iPhone6は「突然の電源オフ」問題で一昨年バッテリー交換を自前でやったが、1年で症状が再発。一旦は完全リセットで回復したが、再びiPhoneのバッテリ残量の不安定な状態が続き止む無く機種変更となった。
iPhone SEは初代から続くなじみある前面デザインを持ち、ホームボタン(Touch ID)の使いやすさ、手に持ちやすいサイズ感が私のようなユーザーには一番しっくりくる。性能的にもPhone 11と同じA13 Bionicプロセッサーを搭載。iPhone 8と同じカメラ。A13 Bionicプロセッサのおかげでカメラの処理速度が大幅に向上している。
auからNMPでサブブランドのUQモバイルに乗り換えたが、同じUQモバイルで機種変更。Phone SEはアップル直販より安価な55,440円(128GB)。ただし64GB or 128GBの二択だった。契約は128GBの白にした。月額データ量3GBの「ぴったりプラン S」(1,980円)に引き下げた。これまでの契約だと月々のデーター量が50GBを超えて蓄積されている。田舎(鹿沼市)でもB-Fletsで光回線を引いたためテザリング利用が激減したせいもある。

Vankyo 100 イヤフォーン
VANKYO X100ワイヤレスイヤホン
従来のイヤフォーンのためアップルのLightning - 3.5 mmジャックアダプタを購入。トライアルで安価なVANKYO X100ワイヤレスイヤホンも購入。ちなみにiPhoneケースはTORRASのソフトTPU 薄型iPhoneケースにした。
 
関連記事

ギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレンが死去した
Van Halen 1984 AD
Pix: Van Halen 1984 Advertising poster

ハードロック界を代表する米バンド、ヴァン・ヘイレン(Van Halen)を率いたギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレン(Eddie Van Halen)が10月6日、がんで死去した。享年65歳だった。
ジミヘン、ジェフ・ベック、クラプトンらロックを代表するトップ・ギタリストにならい、エディは『ライトハンド奏法(ギターの弦を右手で押さえて演奏する)』でひとつの時代を築いた。エディはギター奏法を完全にマスターしていたにもかかわらず、楽譜を読むことはできなかったという。
代表曲は1983年にリリースされ全米No.1となった「Jump(ジャンプ)」。最初で最後のNo.1シングルとなったこの曲でエディーはギターでなくキーボードを弾き、ギターに負けるとも劣らないキーボードソロを披露している。ちなみに「ジャンプ」のアコースティック・ギターのカバー・ヴァージョンは翌1984年英国のロディ・フレイム(Roddy Frame)がAztec Cameraとして発売している。
印象に残るのは1978年のデビュー・シングル「ユー・リアリー・ガット・ミー」(キンクスのカバー曲)とそれが収められた1stアルバム「Van Halen(炎の導火線)」だった。パンクの後はこれがくるのかと思うほど強いをインパクトがあった。エディ・ヴァン・ヘイレンの冥福を祈る。お疲れ様でした。
 
関連記事

リスニング環境整備忘備録 13:プレイルーム整備完了
home audio at my house

ポリウレタンの吸音材 ”スーパーダッシュ”(25cm × 25cm 厚さ5cm X 24枚)をリスニングスペース正面の壁に貼り付けて整備は完成。壁のクロスの部分には下地にメンデテープを貼った。いざという時に元に戻すためだ。接着には両面テープを使用。機材を載せた2台のルミナスのスティールラックに挟まれた2m弱の間隔にガラス製の卓上台を3つ連結したローテーブル(高さ8cm 横幅180cm)をセット。ディスプレイ(LG 21.5インチLEDモニター)挟んで2台の8020DMPが左右に置かれる。
8020は小規模スタジオのために開発された。そのため、部屋の環境に合わせて音響特性を微調整できる「ルーム・レスポンス補正」を搭載する。背面にあるロールオフをニアフィールド・リスニング用ポジションにセットすると低域のモヤモヤが消え、ヴォーカルがセンターにクリヤーに定位する。背面に貼られた24枚のポリウレタン・マットの効果も大きい。ちなみにデスクにセットされているのは新しく購入したMacbook Pro 13インチモデルだ。
 
関連記事

Macbook Pro 13-inch 2019を購入した(4) ソフトは64bit動作必須
Macbook Pro at オフィス

『Catalinaがそれ以前のOSと大きく違うのは64ビット・アプリケーションしか動作しないこと。そのため、32ビット・アプリケーションは動かなくなった。』というのは前の章で述べた。新しいMacbook Proで動いてもらわなければ困るソフトは64ビット版を購入するしか手がない。ライセンスの問題で旧Macbook Proと別々に用意する必要があるものもある。64ビットで動いているがライセンス問題で新規に購入することになったのが音楽プレイヤーのAudirvanaだ。OSが用意する”ミュージック”(旧iTunes)だけではハイレゾ再生が満足にできない。Macbook Pro 2011で動いているのはAudirvana Plus 2。これはそのまま継続使用。ライセンスを追加購入した "Plus2"がとれた3代目モデルのAudirvanaを新しいMacbook Proに搭載した。
無いと困るものの筆頭、波形編集ソフトSound Studioも64ビット版を真っ先に購入した。プレイリストの曲の音量合わせ、フェードイン・フェードアウトの調整などにに欠かせないソフトだ。
Audirvana 3    Sound Studioロゴ
Audirvana    Sound Studio
手持ちのPhotoshop CS5やIliustrator CS5は64bit環境では動かないのでPhotoshopの簡易版Photoshop Elementを購入した。音楽ファイルに画像を付けたり、ブログに掲載するための画像編集には必須だ。


Read More →

関連記事

Macbook Pro 13-inch 2019 を購入した(3) - Thunderbolt 3 (USB-Type C)のこと
13-inch MB Pro
アップルの製品は好きだが接続ケーブルをめぐる悪夢が続くのは困りもの。購入したMacbook Pro 13-inch 2019は4つのコネクタがあるが、全てUSB Type-C。USB-AやFireWireはおろかLANのツイストペアのコネクタも無い。FireWireの後継としてホスト機器(PC等)にさまざまな周辺機器を接続するバス規格として開発されたインターフェースがThunderbolt。データ転送、充電、ビデオ出力の機能を1つのコネクタに集約したもの。Thunderbolt 3からはコネクタ形状/ピン配置の規格がUSB3 Type-Cと同一になった。USBインプリメンターズ・フォーラム (USB Implementers Forum)がUSB Type-Cのオルタネートモード(他信号規格:DisplayPort、MHL、Thunderbolt 3、HDMIとの互換性)として定義した。というわけでUSB Type-Cポートの1種としてもれなくUSBデバイスを扱うことが可能だ。
belkin_USB_Type-C_hub
これまでの外部機器を接続するためにイーサネット付きの拡張ハブを購入した。多少高価だったがApple御用達なブランドイメージが有るbelkinのものを選んだ。LAN(イーサネット)、USB-C、SDカード、USB-Ax2、HDMIの接続端子を持つ。USB-Cパススルー充電(60W対応)なので純正のUSB-C電源アダプタもこのHUBに接続している。

Lacie HDD 4TB(改)
Macbook Pro 13-inchのディスク容量はSSD 512GBなのでCD盤をリップしたAIFFデータとハイレゾのFLACデータなどの音源の置き場所はこれまでと同様に外部HDDにすることにした。購入したのはこれで3台目のオレンジの保護ラバーが印象的なバスパワー仕様のLaCie Rugged シリーズ。USB Type-C仕様のLaCie RuggedUSB-C 4TBを選択した。
 
関連記事

Macbook Pro 13-inch 2019を購入した(2)
Macbook Pro 13-inch(改)

8年ぶりの新型Macbook Proが載到着した。いままでのMacbook Proと年代が離れているのでその違いが面白い。まずびっくりしたのは新型はPowerスイッチが無くノートを開くだけで起動すること。スタンバイモードでの使用が前提なので、閉じて終了、開いてすぐにパソコンが使える仕様になっている。起動はSSD512GBなので旧モデルの1/3に時間短縮。旧モデルはひと世代前の仕様なので起動ディスクがHDD750GB。度々のOSアップグレードのハンデーもあり時間は3倍だが毎回キチンと起動する。ところで新型は”ジャーン”という起動音が鳴らない。4年ほど前のモデルからだそうだが昔からのユーザーとしては寂しい。スタンバイモード前提で使うのであれば許せる。ちなみにコマンドを書き込めば起動音は復活するそうだ。

touch bar (小)

上部のFキーがあったあたりに、細長い有機ELディスプレイがセットされTouch BarとTouch IDが搭載された。Touch Barの用途がいまいちピンと来ないが、Fキーはキーボード下部の「fn」キーを押すと液晶部分に復活する。


Read More →

関連記事

Macbook Pro 13-inch 2019を購入した(1)
Catalina壁紙

3月中旬、MacBook Pro (13-inch, 2019) を購入した。バリバリの現行機種だが5月に後継の13インチ・モデルがリリースされたためアッという間に旧型となってしまった。色はスペースグレイ。OSはver.10.15.5 (Catalina)。ちなみにOSの名前はカリフォルニア州ロサンゼルス沖に浮かぶサンタカタリナ島から付けられた。
当初購入予定はなかったが、3月中旬にWHOが新型コロナのパンデミック(世界的流行)を表明。中国各地が隔離や閉鎖などで物流網が麻痺しかけ納入が滞りはじめた。アップルも例外ではない。部屋の整備が終わってから購入を検討しようと思っていたが、コロナの影響で先行きが良くわからないこともあり購入を決めた。CTO(カスタマイズ)モデルは中国深センで最終取り付けが行われ、納品が不安なためカスタムなしの吊るしを選択。2割ほど安価なアップルの整備済製品を物色することにした。整備済品といえども2.4GHzクアッドコアでThunderbolt3 × 4ポートの上位モデルなので税込で20万円を超えてしまった。仕様はSSD 512GBで本体メモリは8GB。現行モデルはメモリ増設不可なので16GBが欲しかった整備済品には該当がなく止むなく8GBとなった。

Macbook Pro 13

我が家のPCオーディオの屋台骨を支えてきた13インチのMacBook Proは late 2011モデル。最終対応のオペレーティングシステムも最近アップグレードしたmacOS High Sierra (ver.10.13.6)で終わり。足掛け9年に渡り活躍してくれたが、将来のアプリや新機能への対応でいつかは後進に道を譲ることは避けられない。
<この項続く>。
 
関連記事

| ホーム |